アンネを助けた人たち
2025年7月20日(日)
最近、以前服役していたことがあるという方が教会においでになりました。
感じの良い方でしたが、何の当てもなく日立に来て、ここ数日は見つけた廃墟に寝泊まりしているという、少し変わった方でした。
何度目かの来訪時に「これから別の地方に行きます」とおっしゃるので、一緒にお祈りして送り出しました。
その時に「これでもう来られないだろう」と、ほっとしてしまった自分に気づき、「あなたの隣人を自分自身のように愛しなさい」との聖書の言葉の難しさを痛感しました。
第二次世界大戦中、アンネ・フランクを助けた人たちは、自分の命の危険さえ顧みず「当然のことをしたまでです」「フランク家から解放されたいと思った事は一度もなかった」「もし機会があったらまたやりますよ」と言われました。
大きな隣人愛に圧倒されます。
私も愛の人になりたいと切に願います。