快晴の素晴らしい天気の中、多くの方がおいでくださいました。
ご主人手作りのチェンバロと、奥様の素晴らしい演奏に、しばし時を忘れ聞き入りました。
チェンバロ本体に記されている“soli deo gloria”という言葉は、「神にのみ栄光があるように」という意味で、バッハが自身の作曲した楽譜の最後に記していた言葉です。
“soli deo gloria”という言葉の通り、神様の素晴らしさを感じるひと時でもありました。
コンサートの中で話されたご主人の「チェンバロ制作秘話」から少しご紹介いたします。
「私は技術者としての人生を送っていましたが、科学技術の分野では、人類が知識を拡げ、知識を得れば得るほど、逆にわからないことも増えていくものです。『こんな物凄い世界を造ったのは誰だろう。それを神と呼ぶならば、神の存在を認めないわけにはいかない』、以前からそんなことを考えていました。…
私は家内に連れられて教会に通うようになりました。…
私は主の御名を呼び求め、神様を心にお迎えすることが出来たのです。…
神様からいただいた大きな恵みに対して、どのようにお応えしたら良いだろうかと思っていましたが、与えられた答えが、チェンバロを自分の手で作り、家内に演奏してもらって、神様の御用のために使っていただくということでした。…
神様が愛であること、今も生きて私たちの人生を支え、導いてくださるお方であることを、チェンバロの調べと共に、私自身の存在を通して証していきたいと願っています。
ただ神様に栄光がありますように。」
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